現在市場で活躍しているコジェネレーションシステム(ガスなどの一次エネルギーを用いて電気と熱を有効利用する装置)の多くは、タービンや大型エンジンを使った工場・ビルなどの業務用のものです。
タービンや大型エンジンは小型化すると効率が下がりコストが上がるため、必然的に電力・熱の両方で高い需要を示す場所での使用を求められます。そのため、家庭用としての採用は難しくなります。
近年自給自足によるエネルギーの活用が注目されており、家庭用における効率・コスト問題を解決するエネルギーとして注目されているのが「燃料電池」なのです。